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ミクシー時代の日記に一度書いたんですが、我家に住みついているネコが近所のネコからいじめをうけていました。それはやがてエスカレートし、そのいじめに、もう一匹の野良も加わるようになり、最近では、毎日のように二匹に襲われて、うちのネコは悲鳴をあげて逃げ回り、顔をボコボコに腫らしていたり、足を引きずっていたりという状態が続いていました。
いつも、その二匹を追い払いながら、僕はネコ社会も生きていくのは大変なんだなー、なんて呑気に思っていましたが、突然しゃれにならない事態に発展しました。いつものように、うちのネコの悲鳴が聞こえたので、慌てて外に出て見ると、逃げていく、いつもの近所のネコ、そして失禁して震えている、うちのネコがいました。見ると片方の眼球をえぐり出されて、完全に目を潰されてしまっていました。
うちに住みついているネコはおとなしく器量良しだったのに片目にされてしまい、腹が立って仕方がありません。普段から何もしていないのに何故、こんなにいじめられるんだろうと苦々しく思っていたので、個人的な感情としては、とっ捕まえて、ハンムラビ法典を適用してやりたいくらいです。
最近は、毎日のように、いじめや自殺の記事を目にします。今回、僕がうちのネコのいじめを呑気に構えていたように、おそらく現場では、「まさか、そこまではないだろう。」と呑気に構えおり、そしてある日、突然、その「まさか」がやって来るんだと思います。人間とネコを一緒にするなと怒られそうですが、少なくとも、周りの人間は、今回の僕がうちのネコのいじめを見ていたのと同じ心理状態だったのではないかと思います。
それにしても何故、こんなに、いじめが横行するようになってしまったのでしょうか?
最近の子供たちは、ゲームにテレビ、携帯にパソコンと、そのメディア漬けの状況はかなり深刻なもののようです。実際、それによって、かなり深刻なダメージを受けている子供たちもいるようです。そうなって来ると、メディアから一切、引き離して子供を育てるという考え方をする人達が出て来ます。もちろん僕も子供をメディア漬けにするなんて、想像するだけでゾッとしますが、かと言って、メディアから一切、引き離すのも如何なものかと思います。なぜなら子供たちはメディア社会で、今後、生きていくわけですから。確かにメディアが最近の状況の一つの要因になっているのかもしれませんが、大切なのはバランスだと思うのです。
現在は、いまだかつて無いほど、暴力的な事件が頻発します。しかし逆に現在は、いまだかつて無いほど、暴力を排除した社会でもあると思うのです。僕らが子供の頃は先生にぶん殴られる事は当たり前の事でしたが、現在、それを先生がすれば、一発で大問題になります。子供からも徹底して暴力を排除しているでのはないかと思います。今の子供たちは、取っ組み合いでけんかをさせてもらえないのではないかと思います。僕らが子供の頃はけんかして、殴られて鼻血を出したり、コブを作ったりなんて日常茶飯事でした。でも、少なくともガキ大将に殺されてしまったなんて話は聞いた事がありません。やはり、僕はバランスが大切だと思うのです。
僕自身の中にも、正義もあれば悪もあります。情もあれば残酷さもあります。清廉潔白さもあれば変態だって混在しています。それが僕という一人の人間です。人間はみな、色んな側面を持っており、そのバランスをとって生きています。
現在の子供たちは、バランスが取れない子が多いんじゃないかと思います。その結果がいじめや凶悪事件につながっていくような気が僕はしています。
現在の社会というのは、そのバランスを取る為の訓練を許してくれない社会だと思います。
一昔前は、イタズラをしても「この、くそっ、小僧!」と怒鳴られて、近所のおじさんに平手打ちをもらったり、説教されて、おしまいでした。特に親にも警察にも連絡なんていきませんでした。現在は、ひどい場合は、しかられる事もなく、最悪、即、警察へ通報です。
経済的には豊かになったかもしれないけれど、なんとも、ゆとりの無い社会になってしまったものだと思います。
昨日のYAHOOの記事にオーストラリア・シドニーの植物園で世界で一番大きな花として知られる「タイタン・アルム」が開花したなんてのがありました。
タイタン・アルム?、あれ?、世界一大きな花はラフレシアじゃなかったっけ??
と、思い、調べてみるとタイタン・アルムというのは、どうやらスマトラオオコンニャクという植物のようで、花の直径が1.5メートル、高さは大きなものでは3メートルにもなるんだとか。確かに、これはデカイ!
一方、ラフレシアも調べてみると、色々と種類があるようで、その中でラフレシア・アーノルディという種類が直径が1メートルほどになるようです。ラフレシアは単体の花ですが、スマトラオオコンニャクはヒマワリのように小さな花の集合体のようです。
確かに、ラフレシアもスマトラオオコンニャクも世界一大きな花だと、納得しました。
でも、ギネスブックには世界一大きな花はスマトラオオコンニャクの方が出ているみたいです。
両方とも、花の臭いが腐臭であり、しかも滅多に花が咲かない、とても神秘的な植物です。実物をいつか見てみたいものです。植物好きの僕としては心がときめきます。他にも子供の頃、図鑑で見た世界一大きな葉っぱ、オオオニバスや世界一大きな木、ジャイアントセコイア、世界一大きな果物、パラミツなどを見に世界の植物園や国立公園巡りの旅行に嫁さんと行くのが僕の夢です。いつかは実現したいなー。でも子供が小さいから当分は無理だろうなー・・・
それよりも前に京都のお寺めぐりを実現する方が先か。(笑)
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