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最近、橘玲さんの「貧乏はお金持ち」という本を読みました。僕個人は橘さんの独特の書き出しが好きです。今回も「まえがき」にやられて、ついつい買ってしまいました。(笑)
この本のテーマは個人事業主が法人化して、税金や融資において最大限のメリットを引き出すということだと思いますが、個人的にはノウハウ的な部分ではなく、会社の仕組みだとか、融資の事などが、「へぇ~、そうなってんだー。」と、いろいろ勉強になりました。
例えば、僕は仕事で、あちこちの社長さんの名刺を頂きますが、肩書きが「代表取締役社長」だったり「代表取締役」だったり、ただの「社長」だったりします。アメリカの会社だと、CEOなんて、よく聞きますが、今まで深く考えた事もなかったですが、それでも「違いは何だ?」と漠然と思っていたので、「そういうことなのか!」と分かって面白かったです。また、漠然と僕が持っていた疑問に「社債」があります。そりゃ僕だって、社債が会社の借用書であり、資金調達を行うために発行することくらいは分かります。でも、株式を発行して、さらに社債を発行する意味合いが、しっくりきてなかったんですが、これも、「なるほど!」とすっきりしました。こういった事は会社を経営している人にとっては当たり前の事なのかもしれませんが、僕のような素人にとっては「へぇ~。」の連続で、とても楽しかったです。
この本の中には、奇抜な設定としながらも、フリーターが、本社は六本木、資本金5,000万円、社員100名、売り上げ100億円の会社をつくる事が、その気になれば現実に可能だと書かれています。もちろん、制度的に可能でも、この会社はリアルマネーを生み出すわけではないので、本当に実行する人はいないんでしょうけど、それでも、実際の会社は、この本に書かれているような制度を色んな局面で利用しているんだろうなー、と、会社というものが少し分かったような気分になれて楽しかったです。
僕自身は、勉強になったし、楽しかったので、個人的にはおすすめの本かな!!
話は変わりますが、民主党の子供手当てって実施された場合、実際のところ、どんなもんなんでしょうか?
うちは子供が3人いるので、支給額自体は結構な額になるんですが、児童手当と扶養控除や配偶者控除などは、廃止されるということですから、実際の増額は子供手当ての支給額から児童手当と扶養控除や配偶者控除が廃止された事による所得税の増額分をまず引かなければなりません。
ここまでは、よくニュースでやっていますが、所得税が上がれば、普通に考えれば国民健康保険税や住民税も上がるよなー。住民税は上がらないと民主党は言っているなんて話も聞いたけど・・・。でも実はこれだけじゃない。子供が保育園に行っていれば、保育費用だって所得税を元に決められてるし、他にも、例えば小学校の給食費だって、所得によって免除になっている家が免除を受けられなくなるとか、そういった事は起こってこないんだろうか? 僕は詳しい事は知らないけれど、所得税を元に算出されてるものって色々とあるんじゃないだろうか。
うちのように子供が3人いても、蓋を開けてみたら所得税の上昇に伴って、色んなものが上がって、大して子供手当ての恩恵はなかったなんて事はないんだろうか。詳しく分かる方がいらっしゃったら、教えてくださいな。
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