|
今週のドル円の動きは個人的には嬉しい展開となりました。
結局111円ミドルで持ちこたえる事が出来た為、その後、一気に114円70銭まで上昇しましたが、最終的には114円ちょうどあたりで引けました。
僕は多少、上がったり下がったりしながらも今後、ドル高基調に戻ると思っていますが、結局、相場の動きなんて、誰も読めませんから、どう動こうが、それについて行くだけだと思っています。
最近、ちょっと仕事が忙しくなり今週は1回もトレードしていません。しかし109円台でドルを買う事ができたので、為替差益は膨らんできています。
為替差益に比べれば小さなもんですが、ドルを買う事によってスワップ金利という利息を毎日、受け取る事ができます。
現在、僕は毎日、千数百円、1ヶ月にして4万以上の利息を頂いています。
塵も積もれば山になるではないですけど、例えば1年という期間で考えれば、結構、バカにならない金額になってきます。
仮に今回の109円台が当面の底値で、年末まで、これを下回る事がなければ、少なくとも年末まで僕は持ち続ける事ができます。
その場合、これから年末までに為替差益以外に約30万円の金利収入を得る事になります。
日本で預金を持っていても増える事はありませんが、ドルなどの外貨として持てば、これだけの利息がつく事になります。
この辺りの事情で、実際に外貨預金をする人が増えています。
もっとも銀行の手数料はボッタクリなので、外貨預金はお勧めしませんけど・・・
現在のこの状況は個人的には喜ばしい限りですが、国としてはどうなんだろうと思ってしまいます。
世界の国々が高金利になりつつある中で、日銀はまだ0金利政策のままです。年内には解除はされるんでしょうけど・・・
経済というのは様々な要因が複合的に絡み合って動くものなのでしょうが、少なくとも、現在の金利差というものも、日本からの資金流出の一要因になるのではないかと感じています。
日本は金利も含めて、海外からの資金の流入が起こり易い土壌作りをしていく必要があると僕は思っています。
仕事の打ち合わせで人材派遣の会社に伺いました。
社長さんが「うちは人材ではなくて人財だ!」と言われていました。
なるほど~、うまい事を言われるなー、なんて思いました。
こちらの会社では主に外国人、特に南米の方を中心とした人材派遣を行っているようです。
オフィスの中ではポルトガル語が飛び交っていましたし、外国人が次々と出入りしていました。
お昼もブラジルとペルーの方とご一緒させて頂きました。
確かに私が住んでいる田舎町でも外国人がとても増えていますが、実際に、ここの会社のようなオフィスを見ると、改めて多くの外国の方が日本にやって来ていることを実感します。
現在、工場などの生産拠点は労働力の安い海外にどんどん、出て行っています。
コールセンターでさえも海外に置いている会社が結構、多いんじゃないでしょうか。日本の製品なりサービスについて、日本の会社のコールセンターに電話しても、電話を受けている先は転送されて、中国の大連だったりなんて事はありがちです。
そのうち事務仕事でさえも、海外に出て行ってしまうかもしれません。
資金も経済活動を支える拠点も海外に流出していく中で、少子高齢化を向かえ、働き手も少なくなり日本という国事態が空洞化していくような気がします。
そんな状況の中で、次の時代に日本経済を支えるのは増え続けるであろう、彼ら外国人なのかもしれません。
今日からワールドカップが開かれるドイツでは一時期、増え続けるトルコ人にドイツ人が仕事を奪われ、社会問題になるような事が有りましが、それでも今後の少子高齢化社会の日本を考えた時、外国人をうまく呼び込んで、経済活動を支えてもらうというのも、一つの模索の道なのかもしれません。
田舎町のオフィスでポルトガル語が飛び交う光景を見て、ふと、そんな事を思いました。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |