僕の夏は終わった

本日、ドル円は最後の駄目押しのごとく１１１円台をつけました。

今回はコテンパンにやられました。ここ２日で僕がFXを始めてから短期の損失額としては最大の７０万円の損失を出しました。大きく損失を出す時は嫌な汗をかき、そして、かなりへこむんですが、今回は不思議と、９８年以来と言われる円高パニックに対して、やるだけの事はやったというような、妙な満足感のようなものまで覚え、気分的にはなんか爽やかです。

もちろん反省点はたくさんあります。自分ではナイアガラ状態になった時の対策はとっていたつもりですが、今回のような大暴落では、それが通用しない事も分かりましたし、こんな大暴落を真っ向から経験できた事は、ある意味、貴重であり、今後に活かしていきたいと思います。

今日は午後から忙しく、駄目押しは夜になってから、「Windowsのadministratorでもログオンできず、メーカーのサポートではリカバリしかないと言われたが、顧客データが入っているので、リカバリは絶対にできない。なんとかならないか。」とパソコンが持ち込まれてきました。パスワード解析の準備もしていたんですが、結局、問題はパスワードではない事が判明し、レジストリを書き換えて終了。先ほどお客さんは喜んで帰っていかれました。気付けば既に１２時で、ようやく夕食にありつく事ができました。

思えば仕事が無茶苦茶、忙しくなりだしたのが６月で、円高が始まったのと同時期だったような気がします。そして今日は、その忙しさもクライマックス感があり、一体、いつまで続くんだろうと思っていた忙しさも先が見え始めてきました。

この夏はどこかに遊びに行くことも無く、毎日、仕事をしました。僕の忙しさは円高とともに始まり、そして今日、同じくクライマックスを向かえ、そして円高とともに終わるような雰囲気です。

結果として円高には大敗を喫しましたが、この夏は、仕事と為替相場と、やるだけやったという満足感があります。もうすぐ嫁さんと子供達も帰ってきます。今日は「僕の夏は終わった。」そんな気分です。

来週からは秋に向けて仕切り直しです。