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安曇野に住む、矢村の日々の出来事や思い、趣味のFXなど・・・




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本日、初めて、打ち合わせのために伺った会社の社長さんの名前が、なんと「五十六(いそろく)」でした。


なんでも山本五十六がブーゲンビルで撃墜されたニュースが流れた直後に生れたので、「五十六」と名付けられたんだそうです。


僕の感覚だと撃墜されて死んだ人の名前を付けるなんて、なんか縁起が悪そうで嫌ですが、当時と今とでは感覚も違うでしょうし、何よりも、それだけ山本五十六は当時の国民の間で人気があったんでしょうね・・・


山本五十六は日独伊三国同盟に反対し、アメリカとの物量差を指摘して最後まで日米開戦に反対し続けました。開戦が決まった後は活路は真珠湾しかないと、真珠湾攻撃を連合艦隊司令長官として成功させます。


真珠湾攻撃の大戦果に日本中が湧く中、既に航空機の時代を予想していた山本は真珠湾に空母が一隻もなく、それを沈められなかったのでは意味がないというような事を言います。


真珠湾後も山本五十六が率いる連合艦隊はミッドウェーで負けるまで、南方洋に破竹の進撃をします。山本は勝っている間に、なんとか有利な条件でアメリカと和平に持ち込むように進言しますが、進撃すればするほど逆に戦争は拡大していきました。


そして戦争は山本が当初、危惧した通りの方向に向かい、そんな中、山本自身も命を落としていきます。


戦時中の日本にあって、先見の明をもった素晴らしい人物だと僕は思っています。


山本五十六といつも僕がペアで思い出すのが、山本と同じ時代を生きたドイツのロンメルです。


ロンメルは類まれな戦術家で特に北アフリカ戦線では「砂漠の狐」と呼ばれて連合国に畏れられていました。


また、ヒトラーにユダヤ人の助命を提言したり、国際法を遵守して捕虜を非常に丁重に扱ったりと高潔の士であったようです。


ノルマンディー上陸作戦でも、ヒトラーがロンメルの言う事を聞いていれば、ドイツ敗戦はもう少し伸びたのではないかとさえ、僕には思えてしまいます。


ロンメルは最後にヒトラー暗殺未遂事件の嫌疑を掛けられ、自殺するか、反逆罪で裁判を受けるか迫られ、「私は軍人であり、最高司令官の指揮に従う」と言って、何一つ弁明することなく服毒自殺を遂げます。


山本五十六もロンメルも類まれな能力と人格を持ち、敵国からまで尊敬の念を抱かれるような人物でした。


時代は自分の思いや主張とは逆に動いていきますが、軍人として、それに従い死んで行きます。


なんか、そこに僕は彼らの軍人としての美学のようなものを感じてしまい、なんとも言えない気分になります。


山本五十六とロンメル、僕の好きな軍人です。


山本五十六を大河ドラマかなんかで、やってくれないかなー(笑)


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矢村 やすけ
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自己紹介:
田舎でノンビリ楽しく家族と暮らしています。FXはゼロから、いろいろと勉強しながら挑戦しています。利益が上がる事はもちろん嬉しいですが、様々な事を学べるのも楽しいです。
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