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さて今日から先週、失敗した外国為替取引の仕切り直しです。
ということで、反省も兼ねて色々と書いてみたいと思います。
僕は今回と全く同じパターンの失敗を昨年の12月の頭にしています。この時は今回の比ではないくらいの痛手を負いました。そして猛反省をして、出直し、2ヶ月かけて損を取り戻しました。
そして今、冷静に考えると2月に入ってから何かが狂い始めました。2、3月、2ヶ月間の運用率を計算すると600%を超えています。もし仮に年末までの9ヶ月間、この運用率を保てたとすると資金は10億円以上に膨れ上がる事になります。ほとんど笑い話です。つまり、恐ろしくハイリスクハイリターンの取引をしていたわけです。
ところが4月に入ってから、さらにリターンを増すべく、ポジションを膨らませ続けてしまいました。こうなると、投資とも、投機とも呼べず、完全な丁半博打です。
これが、今回の失敗のそもそもの原因です。
実は為替相場において、予想が当たるかどうかは大して重要な事ではないと僕は思っています。
利益を上げる人は自分の予想が当たろうが外れようが利益を上げていきます。その逆もまた然りです。
現に僕は自分の予想が当たっている時に大きな損失を出す傾向があります。
ちなみに専門家の予想なんてのは、ほとんど当たりません。
極論を言えば、サイコロを転がして上がるか下がるかを決めても、それまでという事になります。
大切なのは予想を当てる事ではなく、売買戦略であり、そして、その根本にあるのは自分自身の欲望と恐怖のコントロールです。
僕の場合で言うなら、今回のような失敗のあと暫くは欲望と恐怖を制御できるのですが、やがて資金が大きく膨れ始めると、徐々に欲望の制御が効かなくなり、かなり危険な状態にまでポジションを膨らませてしまいます。そして少しでも予想と違う方向に値が動くと、金額が大きいだけに恐怖に耐え切れず、損を確定してしまうというのがパターンです。
僕は欲望のコントロールが下手ですが、逆に恐怖のコントロールが出来ずに損失ばかりを出している人も見かけます。
欲望と恐怖、両方の制御ができて初めて、継続的な利益を得られるのだと思います。
今日から再びチャートを見始めていますが、僕の本当の意味での勝負は再び資金が大きく膨れ始める時、おそらく2、3ヶ月先ではないかと思います。
次回こそ、自分の欲望を制御し切ってみたいものです。
いや、絶対に制御して見せるぞ(笑)
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