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昨日のYAHOOの記事にオーストラリア・シドニーの植物園で世界で一番大きな花として知られる「タイタン・アルム」が開花したなんてのがありました。
タイタン・アルム?、あれ?、世界一大きな花はラフレシアじゃなかったっけ??
と、思い、調べてみるとタイタン・アルムというのは、どうやらスマトラオオコンニャクという植物のようで、花の直径が1.5メートル、高さは大きなものでは3メートルにもなるんだとか。確かに、これはデカイ!
一方、ラフレシアも調べてみると、色々と種類があるようで、その中でラフレシア・アーノルディという種類が直径が1メートルほどになるようです。ラフレシアは単体の花ですが、スマトラオオコンニャクはヒマワリのように小さな花の集合体のようです。
確かに、ラフレシアもスマトラオオコンニャクも世界一大きな花だと、納得しました。
でも、ギネスブックには世界一大きな花はスマトラオオコンニャクの方が出ているみたいです。
両方とも、花の臭いが腐臭であり、しかも滅多に花が咲かない、とても神秘的な植物です。実物をいつか見てみたいものです。植物好きの僕としては心がときめきます。他にも子供の頃、図鑑で見た世界一大きな葉っぱ、オオオニバスや世界一大きな木、ジャイアントセコイア、世界一大きな果物、パラミツなどを見に世界の植物園や国立公園巡りの旅行に嫁さんと行くのが僕の夢です。いつかは実現したいなー。でも子供が小さいから当分は無理だろうなー・・・
それよりも前に京都のお寺めぐりを実現する方が先か。(笑)
高校の必修科目の履修漏れが問題になっています。
僕個人の感覚としては「何を今さら!」って感じです。
高校が大学への進学率を求められれば、受験に関係の無い科目は削って、受験に必要な科目に力を入れたくなるのは当然でしょうし、生徒や親の大半も、それを望むでしょう。実際のところ文部科学省のカリキュラムに沿った授業だけでは、特に有名大学への進学は難しくなっているんじゃないかと思います。それを補うのが塾や予備校という事になってしまっているのが現状だと思います。これっておかしな話だと思うんだけどなー・・・
僕は偏差値が重視された時代に高校時代を過ごしましたから、当時の僕にとって有名大学進学は自分の中で非常に大きなウエイトを占めていました。当時、理科系を選択していたので、高校3年にもなると受験にあまり関係のない国語の授業などはサボって図書館で数学や物理の問題集を解いていたのを覚えています。そんな中で世界史の授業だけは楽しみにしていました。とても個性的な先生で、自分の世界放浪の体験を交えて授業をしてくれました。世界史のロマンというか、ワクワク感のようなものを感じる事ができたのです。
その後、浪人した僕は都会の予備校に行かせて貰いました。
そこで予備校の授業というものを初めて体験し、愕然としました。
それは受験で問題を解くということに関して、とても実戦的で、「なぜ、こういう授業を高校でやってくれなかったのか!」と当時は思ったものです。今でも強烈な印象として残っているのが、マクローリン展開を教わった時の事です。当時の高校の数学では二項展開までは授業で触れていましたが、マクローリン展開は高校の数学には無かったのです。ところが予備校の講師は、「この問題はマクローリン展開を使うと簡単に解けるので覚えておきましょう。」なんてサラッと、やってくれました。僕は「えっ、都会の予備校に通ってる奴は、こんな事、勉強してるの?これじゃ、勝てっこねーじゃん!反則だよ!」と思ったのを覚えています。
しかし、今になってみると、マクローリン展開という名前は覚えていても、それが、どんなもんだったかは全く覚えてもいなければ、興味もありません。しかし高校時代の世界史の先生の放浪の話を交えた授業で感じた、世界史のロマンのようなものは今も忘れていませんし、今だに世界史が好きです。おかしな事に受験の最重要科目で最も勉強時間を割いた数学よりも、世界史の方が自分自身の血肉になっています。
履修漏れを、いくら文部科学省やマスコミが騒いだところで、社会の風潮や受験制度、学校のカリキュラムが変らなければ、何も解決していかないんだろうと思います。そもそも学校の授業だけでは大学進学が難しく、塾や予備校で学力を補わなければならないというのが、おかしな話です。
なんとか、えらい人たちに、いい制度を考えてもらいたいと思います。
現状では、有名大学進学という事を目標にすれば、文部科学省のカリキュラムに純粋にしたがったら、討ち死にです。戦後、ヤミ米、ヤミ物資を一切拒否して栄養失調で死んだ山口判事と一緒です。
普通の人は山口判事と同じ行動はとらない筈です。。。
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