|
先週、書いたように今週は前回の高値116.71を越えたので、ドルは117.88まで続伸しました。しかしバーナンキ議長の議会証言が弱気と取られてドルは下落し、結局、116円前半で取引を終了しました。
今週末は円高に振れたわけですが、ここからさらに円高が進んだとしても僕は115円前半までじゃないかなと思っています。このまま116円前後でサポートされて反発する可能性も結構、高いような気がします。反発後は今年のドル高値圏の118円後半から119円辺りを目指すのではないかと想像しています。
今年のここからの展開ですが、専門家も大きくドル高になるという人と大きく円高になるという人と意見が真っ二つです。
円高になると言ってる方は、ここまでのドル高は米国の政策金利の利上げによって誘導されてきており、その利上げが間もなく終了するので円高になると考えているようです。そしてバーナンキ議長の議会証言で、それほど大きく円高にならないのは、北朝鮮や中東情勢の地政学的リスクから、有事のドル買いがなされている為と考えているようです。
その他にも、米国経済の減速や中間選挙などを理由として上げています。
しかし、米国政策金利の利上げが打ち止めになっても、日本とアメリカの金利差は大きく、アメリカに資金が流れ込みやすい状態に変わりはないと僕は思います。
現実に、今週発表された5月の対米証券投資の数字はとても強いものでした。怒涛の円高の時でさえ、世界のお金が米国に向かっていた事になります。
アメリカ経済の減速に関しても、減速しているというよりは安定期に入ってきているといった印象です。雇用統計等の数字が弱くなってきてるとは言っても、雇用が減っているわけではなく、増え方が緩やかになってきているだけですから。
そして過去の波形から考えても、今後、一方的かつ長期的なドル高がやってくるような気がします。
実際に利益を出す為には目の前の相場に、どう対処していくかが大事であって、長期的な予想なんてのは、ドル高でも円高でも、どっちでもいいような気がしますし、実際に専門家でも意見が真っ二つという事は、誰も分からないという事ですが、色々と予想したり、考えたりするのは楽しいものです。
一方的なドル高が当たれば、嬉しいなー!
自己満足だけですけど・・・
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |