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今いくつか手がけているホームページの一つに若者向けの服を売るオシャレなショップを経営している、まだ20代のオーナーさんからの依頼のものがあります。
僕としては多少、納得がいかなくても、お客様の依頼通りのデザインを作っていくわけですが、このオーナーさんの依頼のデザインがどうも納得がいかない。
たまたま嫁さんに
「客の注文だから、しゃーないけど、こんなん、どう思う?あかんやろ!」
と見せたところ、以外にも嫁さんは
「すごくいい!かわいいー!!!」と大絶賛。
えっ??? どこが・・・・・ 分からん。
もう一つ、60代の社長さんからの依頼通りにデザインを制作しているホームページがあります。こちらは個人的には、結構、好きなデザインで「Good Job!」と思っていたので、こちらも試しに嫁さんに見せてみました。
「これ、結構、かっこ、いいやろ!」
嫁さん
「え?どこが? ださ~い! やめたほうがいいよ、こんなデザイン!こんなホームページにしたら、ここの会社、すたれるよ!」
僕
「とは言っても客の依頼だから、そうはいかねーよ!え?だけど、これ、だめ??? かっこ良くねえか?」
ご存知の通り嫁さんと僕は12歳違いますから、先日、嫁さんは27になったばかり、僕は39のおっさん。
嫁さんは20代のオーナーからの依頼のデザインを絶賛し、60代の社長からの依頼のデザインを酷評。
僕は60代の社長からの依頼のデザインをかっこういいと思い、20代のオーナーからの依頼のデザインに納得がいかない。
これって年齢の違い?それともセンスの問題だろうか?
年齢の違いと考えたら、僕は20代よりも60代の感覚とセンスに近いのか・・・・・
少々、ショックでした(笑)
たまたま読んだ本にガンジーが暗殺された時の事が書かれていました。
祈りの会に出席する為に姿を表したガンジーは、狂信的なヒンズー教徒の青年にピストルで3発の弾丸を撃ち込まれ、そのまま前に崩れ落ちます。
その崩れ落ちる瞬間に片手を上げて、額にあてたそうです。
これはヒンズー教徒が相手に許しを与えようとするしぐさなんだそうです。
そのまま意識不明となり、数十分後に孫娘の膝の上で眠るように亡くなったそうです。
この話を読んだ時、僕は鳥肌が立ち、涙が溢れました。
自分をピストルで撃った全く知らない人間を瞬間で許すなどという事が人間に可能なんだろうか?
通り魔に心臓を一突きにされて、意識が亡くなる前の瞬間に、その通り魔に心の底から許しを与えるようなもんです。
そんな事が出来る人間が存在したという事が信じられません。
まさしく「偉大なる魂」マハトマ・ガンジーです。
ちょっとガンジーの伝記を読んでみたくなりました。
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